篠塚より愛を込めて~|大久保ノート|建築豆知識②
日常生活で普段使ったり聞いたりする用語は、建築用語では全く違った意味を持つ場合があります。
今回は、その中でいくつか紹介していきます。
ネコ
ネコと言えば動物のネコを思い浮かべます。
ですが、建築用語では一輪車、手押し車などという意味があります。
逆さにするとその姿が丸まったネコの背中に似ているので「ネコ」と呼ばれているそうです。
犬走り
家の周辺を囲んでいる道路の部分のことです。
犬が走れる程度の細さで作られたことから「犬走り」と呼ばれています。
犬走りの役割とは?
吹き込んできた雨や屋根から落ちてきた雨が地面で跳ねても、汚れから外壁を守ることができます。
コンクリートで施工されている場合もありますが、最近では砂利の場合が多いです。
最近の家のつくりが犬走りがいらない構造になっています。
昔は、雨樋がなく雨水が垂れ流しでしたが、最近の家は雨樋があり、犬走りがある家はほとんど見ないと思います。
まとめ
建物の耐久性を考えて犬走りを設置する方もいますが、
定期に外壁塗装をした方が耐用年数を増やすことが出来ます。
他にも、日常生活で使われている言葉が建築用語では全く違った意味を持つような言葉があるので興味があったら調べてみてください。