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汚れ別|お掃除プチ情報

よくテレビや雑誌などで紹介されているアルカリ性の「重曹」と酸性の「クエン酸」を使ったお掃除。

どちらも手に入りやすい身近にある安心素材です。

それぞれの特性がありますので、うまく利用して「楽」に「きれい」を保てると良いですね。

 

○重曹○

手軽に使える「重曹」は粒子が粗いのでクレンザーのような働きをします。研磨力を利用したいお掃除にはもってこいです。しかしその研磨力ゆえに柔らかい素材(木材や漆器、大理石など)は傷がつくので注意が必要です。

その他油汚れや手垢、皮脂は酸性なので、アルカリ性である重曹を利用すると落ちやすくなります。

例えば、換気扇のフィルターには粉のまま振り掛けてそのまま2時間ほど放置して、歯ブラシなどでこすって汚れを落とし、お湯か水で洗い流します。

電子レンジの庫内の掃除の場合は、耐熱容器に水と重曹を入れて混ぜたらレンジで水蒸気が出るくらい加熱して10分ほど放置。その蒸気で汚れを浮かして拭き取ります。残った汚れは歯ブラシなどに重曹を付けてこすり落とし、最後に濡れ布巾で吹き上げればきれいになります。

お風呂の残り湯を使ってお風呂道具をきれいにすることも出来ます。残り湯に重曹1カップ程度を溶かして、洗面器やお風呂いす、子供のおもちゃなどを浸けて一晩置き、水で洗い流すときれいになります。

ただし、肌が弱い人や長時間使用する場合はゴム手袋などを使用して、直接肌に触れないように使用するようにしましょう。

アルミや銅、フローリング、畳は変色する場合があるので使用を避けましょう。

 

○クエン酸○

酸性の「クエン酸」は、水垢や鏡の汚れに向いています。水滴がついたあと水分が蒸発してミネラル分が残って汚れになります。キッチンや浴室、洗面所、お手洗など水を使うところで気になる汚れですね。

汚れ部分にキッチンペーパーを置き、クエン酸を溶かした水をスプレーしてラップでフタをしてしばらく置いておくと、クエン酸が浸透して汚れが落ちやすくなります。

汚れの程度によりますが、30分~2時間程度が目安です。クエン酸が浸透して汚れが柔らかくなったところで、メラミンスポンジなどでこすり落とします。

酷い汚れの場合は寝る前にクエン酸パックをして朝仕上げると良いです。落ち切れなければ再度同じ工程を繰り返してみてください。

こすり落とした後は水で流しておきましょう。

大理石にはクエン酸を使用しないでください。溶けてしまう恐れがあります。